プロテインを飲むだけで筋肉はムキムキになるの?

筋肉ムキムキ

プロテインを飲む目的というのは人それぞれではありますが、その中でもやはり王道は理想的な筋肉を付ける、というのが一般的ではないでしょうか。

このプロテインですが、調べていくうちにある疑問にたどり着く方も多いです。

それは『プロテインを飲んでいるだけでムキムキマッチョの筋肉を手に入れることができるのか?』という点。

プロテインを初めて購入する方や、筋肉を付けたいという目標がある方は特に興味のある関心事でもあります。そこで、今回はプロテインを飲むだけで筋肉は付くのか?という疑問をさまざまな角度から分析してみたいと思います。現在、プロテイン摂取を考えている方やプロテインに関してそこまで詳しくないという方は必見です。

プロテインを飲む前に筋肉が付く仕組みをもう一度確認しよう

みなさんは筋肉が付く仕組みというものをご存じでしょうか?筋肉が付く仕組みというのは基本的には【筋肉組織にダメージ(筋繊維に微細な損傷)を与える→筋組織の回復・修復→超回復により筋肥大が起こる】というサイクルを経て行われるものです。

筋肉組織にダメージを与えるというのは筋肉に負荷をかけるという意味であり、これにより筋繊維がわずかに傷が付くことになります。そして、この後は筋繊維の傷を治療してあげる必要がありますが、傷を治療するといっても組織内で起きていることですから、擦り傷のように薬を塗るようなことはなく、このケースでは筋繊維を元の状態に戻すのをサポートする栄養素を摂取してあげるということになります。

筋繊維の修復を助ける栄養素を摂り込むことで、筋肉組織は徐々に回復していきますが、実は筋肉は一度傷ついた状態から回復すると以前よりもほんの少しだけ大きく、そして強くなるという特徴があります。

これを『筋肉の超回復』と呼びますが、効率的に筋肉を付けるにはこの超回復の過程を経ることが絶対に必要となるわけですね。

筋肉の部位や個人差により多少の時間の違いはありますが、約48時間~72時間をかけて超回復は行われていきます。超回復を起こすには、筋肉組織を一度いじめて傷を付けることと、その後の超回復をサポートする栄養素の2点が必要になるということを覚えておきましょう。

プロテインを飲むだけで筋肉ムキムキになるのか?気になるその答えは?

プロテインに関する話題の前に、筋肉が付く仕組みをサラッと紹介しましたが、これだけでプロテインを飲むだけで筋肥大を起こすことができるのか?という疑問に対する答えが分かったという方もすでにいるかもしれないですね。

その答えは・・・

『プロテインを飲むだけでは筋肉は付きません』

プロテインを摂取するだけで筋肉が成長するのであれば、それはもう一種の魔法の薬といってもいいレベルです。プロテインは薬ではないのです。

では、なぜプロテインを摂取するだけでは筋肉は付かないのか?

筋肉の成長は前述のようにまず筋肉組織にダメージを与えることが大切となります。そして、このダメージを与える作業というのはプロテインでは不可能なためです。

筋肉組織にダメージを与える作業というのは、筋肉に非日常の負荷をかけることが必要であり、プロテインにはこのような機能は備わっていません。

そこで筋力をアップさせたり、筋肉を付けたりするために行わなければいけないのが、筋トレです。

その筋トレの定番ともいえる種目には、腕立て伏せ腹筋、ベンチプレスなど色々ありますが、鍛えたい筋肉、引き締めたい部位に対応する種目であれば、どれを行っても何らかの身体的変化が現れてきます。

筋肉を付けるためには筋組織にダメージを与えるところからスタートする必要があるため、筋肉づくりの出発点となる筋トレは必須なのです。これが、プロテインを摂取しただけではムキムキの筋肉を手に入れることができない最大の理由でもあります。

もっとも筋肉の維持や加齢による筋肉減少(サルコペニア)のペースを少しでも低減させる上でもプロテイン(たんぱく質)は活躍します。日々の食生活でたんぱく質が足りてない場合は、プロテインで補うことも検討するとよいでしょう。

プロテインは何のために存在しているのか?

プロテインは、筋トレ終了後から超回復が起こるまでの過程でその本領をいかんなく発揮します。

まず、筋肥大を起こすには筋トレでダメージを与えますが、筋トレ終了後には今度は傷ついた筋肉組織を速やかに回復させる必要があります。いわゆる、飴とムチ作戦のようなところもありますが、この筋組織の回復過程においてプロテインに配合されている栄養素が大きく作用します。

プロテインはその名の通りタンパク質をメインにした食品ですが、そのたんぱく質が筋繊維の修復の際の栄養素となり、筋肉の材料になる成分でもあるのです。

筋トレ後は、とにかく筋肉も傷を修復するためにタンパク質を欲しがっている状態です。特に筋トレ終了直後(ゴールデンタイム)というのは成長ホルモン濃度が高まり、筋たんぱく質の合成が促進される状態になっているのです。

そのため、このタイミングでプロテインを摂取してあげることで効率的に筋肉の回復・合成を促すことができ、これが筋繊維の回復を早め、筋肉を肥大させる重要な要因の一つとなっています。

また、私たちの体は体内の栄養素が枯渇すると筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。そのため、筋肉量の減少も常に頭に入れておかなければなりませんが、この点も筋トレ後は必須として、適切にプロテインを摂取することで回避することができます。いわゆる、筋肉の分解を極力抑え(分解をゼロにはできません)、筋トレ効果の損失、無駄を少なくすることに繋げるわけです。

摂り過ぎはいけませんが、タイミングを考慮し、うまく摂っていくことで効率的な筋肉づくりに大きく貢献するのがプロテインのメリットなのです。

参考リンク:プロテインを飲むだけで筋肉は成長するのか? ドラゴンボールの孫悟空が強くなっていく理由にヒントあり

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