体重増量に効果的なプロテインと特徴。健康的に体重を増やそう

ウエイトアッププロテイン

健康的に太るためのウエイトアッププロテインおすすめTOP5

筋肉を付けることを目的としたプロテイン、ダイエットや減量などを目的としたプロテインなど、目的に合わせてプロテインの種類はいろいろあります。

今回はそんな数あるプロテインの中から、体重を増やしたいという時に役立つプロテインを紹介したいと思います。

太りたい、体重を増やしたい願望や悩みを抱えている方は参考にしてみてください。

体重アップを目指すなら増量用プロテインがおすすめ

体を大きくしたい、体重増量を目的としたプロテインを利用したいという人におすすめなのが、一般的な筋肉増強用のプロテインではなく体重を増やすのに効果的な栄養素を豊富に配合した増量用のプロテインです。

筋肉を作るのに必要な栄養素と、体重を増やすのに必要な栄養素の違いをしっかり把握しておくことで自分に合ったプロテインが自ずと見えてきます。

体重増量に効果的なプロテインとその特徴をまとめましたので参考にして下さい。

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体重アップに効果的な糖質を豊富に配合した増量用プロテイン

通常の筋肉づくりを目的としたプロテインであれば、低カロリーでなおかつ筋肉の直接的な材料となるタンパク質を多く含むホエイやカゼインプロテインで問題ありません。

しかし、体重増加を目的としてプロテインを使用するのであれば注目しておきたい栄養素があります。

糖質です。

糖質が豊富に配合されたプロテインは痩せ形で太りにくい人やスポーツで言えばラグビーや相撲など体を大きくする必要がある人たちに重宝されています。

そのプロテインが、ウエイトアップ専用のプロテインです。

糖質は体内においては全てブドウ糖として体のエネルギー源として使用され、その時に余ったエネルギー源が体内に蓄積されることで体重を増やすことが可能になる仕組みです。

筋肥大向けのプロテインが、タンパク質含有量70%ほどであるのに対して、増量用のプロテインのタンパク質含有量は20%~40%程度に抑えられているのが特徴で、その分糖質が多く配合されています。

増量用のプロテイン1杯あたりに含まれる糖質は20g~30g程度であり、体重増量を目指す人のプロテイン選びはこの数字を目安にするとよいでしょう。

もっとも、体重増量用のプロテインは、パッケージやホームページにウエイトアッププロテインや体重増量用などの表記があるので、表記があるプロテインを選んでおけば間違いないでしょう。参考:太るためのおすすめプロテイン

増量用プロテインは健康的に体を大きくすることができる

ただ単に太りたいのであれば高カロリーな脂質(脂肪)を含む食事をしていればカロリーオーバーで容易に体重を増やすことは可能です。ただし、脂質の過剰摂取は体内の悪玉コレステロールを増やす作用などがあり、メタボリックシンドロームや動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす可能性も指摘されています。

そのため、健康的に体重増量、太ることを第一におくならば、食事量を単に増やす方法を採用することは推奨できません。

一方、増量用プロテインのメリットはムリなく健康的に体重を増やすことができるという点。少食で太りにくい人でもドリンクであれば無理なく摂れますし、アスリートにおいても増量する上で不足するエネルギーを調整しながら摂ることができます。その上、必要な栄養素もきちんと摂ることができます。

各メーカーのプロテインにより多少の違いはありますが、増量用プロテインは体重増加の基本栄養素となる糖質をメインにビタミン、カルシウム、鉄、マグネシウムなどの健康にも配慮した栄養素がしっかりと配合されています。

特にビタミンに関しては糖質をはじめタンパク質、脂質などの三大栄養素の代謝に関わる重要な役割を果たしており、摂取した糖質を体内でスムーズにエネルギー源に変換するには欠かせない栄養素の一つです。どんなに太るための栄養素を摂取していても、体内にスムーズに吸収、貯蔵できなければ効率的な体重増量が損なわれてしまうのです。

体重を増やしたくて一生懸命食べているけど太れないという悩みを抱えている人は、この吸収率の低下も体重が増えない原因の一つであるため、摂取した栄養素を効率的にエネルギーに変えるにはビタミンのような縁の下の力持ちのような存在も必要となるのです。

また、ビタミンと同じくマグネシウムにも似たような効果があります。糖質からエネルギーを作り出すには酵素が必要となりますが、マグネシウムには体内の約300種類の酵素の働きを助ける作用があり、これにより酵素も正常な働きを維持できます。そのためマグネシウムを摂取することで、体内に運ばれてきた糖質をしっかりとエネルギーに変換することが可能になるのです。

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増量用プロテインに配合されるマルトデキストリンの存在

体重を増やすには基本的には体内に脂肪を蓄えるか、ウエイトトレーニングなどで脂肪よりも重い筋肉量を増加させるのが一般的です。

増量用プロテインの多くに配合されている成分の一つにマルトデキストリンというものがあります。これは簡単にいうと吸収スピードが速い炭水化物、糖質の一種です。

デンプンを基にした成分ですが、マルトデキストリンを摂取することで血糖値が急激に上昇します。すると体内では上昇した血糖値を下げようとインスリンの動きが活発になり、糖を肝臓や筋肉に運び込むことでエネルギーを蓄えようとします。筋肉のエネルギー源になるということは、筋トレのパフォーマンス能力も上げることができるため、結果的に筋肉量の増加も加速させることができるようになるのです。

脂肪だけなく、筋肉を付けてスタイルを良くしながら体重を増やしたいという人におすすめの栄養素でもあります。ただ、注意しておきたいのが過剰摂取。極端な過剰摂取により、正常な血糖値のコントロールが不可能になり糖尿病のリスクが高まることもあります。この点はメーカーの各商品に記載されている摂取量を守ることが大切です。

糖質摂取量の目安は体重1kgにつき約6g~11g

体重を増やすのであれば、基本的には糖質が重要になることがわかりましたね。では、どのくらい摂ればいいのでしょうか?

糖質の1日の摂取量目安としては専門家によって違いはあるものの体重1kgにつき約6g~11gとされています。

つまり体重60㎏の方であれば360g~660gとなり、これらを目安にして日々のプロテイン摂取、栄養管理をしていくことが大切です。ちなみにこの増量用のプロテインは筋トレ前にも有効とされており、筋肉の分解を防ぐ効果もあります。

ただし、糖質の過剰摂取は筋肉を付けるために必要なテストステロンの分泌量を減らすという指摘もあるため、この点は注意が必要です。

また、プロテインのみでどうしても太らないという方は、日々の食事メニューにも気を配る必要もあるでしょう。

栄養吸収が高い白米などの炭水化物(糖質)や、その炭水化物の吸収力を高める納豆やキムチなどの発酵食品を中心に摂取することも体重増加には有効です。ちなみに白米約150gで50g以上の炭水化物(糖質)を摂取できます。先ほどの1日の糖質摂取量の目安を参考にしながら、調節するとよいでしょう。

筋トレをしている方は筋トレ終了後30分以内に糖質補給を忘れずに

今回は体重を増やすのに効果的なプロテインの情報を中心に紹介してきましたが、体重を増やす目的と同時に、筋肉づくりの一環で筋トレを取り入れている人もいると思います。

筋トレを行っている場合で特に糖質を摂取しておきたいタイミングは筋トレ終了後30分以内といわれています。

筋トレの時に筋肉がエネルギーとして使用しているのがグリコーゲンと呼ばれるものです。このグリコーゲンは糖質から作られますが、筋トレ終了後はグリコーゲンが著しく減少しています。

そのため、この時にしっかり糖質を補給しておかないと、体内はエネルギー不足に陥り、筋肉を分解してエネルギーを作ってしまうのです。その結果、筋肉づくりがうまくいかず、筋肉量が減ってしまうことにもなり兼ねません。

ですので、筋トレをしている人は(体重増量に関わらず)、筋トレ終了後30分以内の糖質補給も忘れずに行うようにしましょう。万全の糖質摂取で健康的に体重を増やせるように頑張ってください。

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