プロテインが必要な理由。筋肉の発達を促し、減少を阻止!筋トレしていない人も飲んだがいいの?

プロテインが必要な理由

筋肥大させるオススメのプロテインで効果的に筋肉を付けよう!飲み方や飲む時間帯は?

スポーツ選手、アスリート、筋トレに励む方など多くの人に重宝されているプロテイン。

プロテインは薬ではなく栄養補助食品の一種でもありますが、なぜ体を鍛える人たちはプロテインを使用しているのか気になったことってありませんか?

タンパク質を多く含む食品は身近に豊富にあるのに、どうしてプロテインを必要とするのだろう?

今回は、そんなプロテインの疑問についてまとめましたので解説していきたいと思います。

プロテインが必要とされる理由とは?

プロテインは現在は一般の方までが使用しているポピュラーな栄養食品として知られていますが、プロテインからタンパク質を摂取する必要性をいくつか紹介します。

プロテインはタンパク質のみを効果的に摂取することができる

プロテインと食品からタンパク質を摂取する際の大きな違いといえば、やはりこれが最も大きいのではないでしょうか。

一般的にプロテインに含まれている成分はほぼタンパク質を主原料としています。もちろん、プロテインの種類によりビタミンやミネラルなどの栄養素も配合されていることが多いですが、タンパク質に比べるとわずかです。

そして、食品からタンパク質を摂取するケースのデメリットにタンパク質以外の栄養分も含まれていることが挙げられます。

例としてタンパク質を多く含む食品に肉、卵、乳製品などがありますが、これらには例外もあるものの脂質も含まれています。

脂質は筋トレを行う方も、通常の生活をしている方でも一定量は摂取したほうが良い栄養素の一つではありますが、オーバーした場合にはそれが脂肪につながってしまう可能性も高いものです。

しかしプロテインの場合は高タンパクでありながら、含まれる脂肪分はごくわずかとなり、理想的な栄養補給をすることが可能となります。

普通の食品にももちろん、高タンパク低カロリーのものはありますが、プロテインと比較するとやはり劣る部分もあります。

タンパク質を補給する際にプロテインを利用する理由は、効率的にタンパク質のみを摂取できるということが大きく影響しているのは間違いないでしょう。

プロテインのタンパク質は吸収がスムーズ

一般的に食品からタンパク質を摂取するケースでは、吸収はゆっくりだといわれています。

これは食品によって時間は異なりますが、通常の肉、魚、豆類、乳製品などは吸収されるまでに約4~6時間ほどの時間を要します。よく、就寝前の夜食や夕食は避けたほうが良いと聞いたことはありませんか?

これは、食事から摂取した食べ物を胃が完全に消化吸収するまでには、およそ4時間ほどかかり胃が活発に動くため質の良い睡眠を妨げるからというのがあるためです。

体内で完全に吸収されるまでに4~6時間ほどであればまだ良いほうで、脂質を多く含むタンパク質、つまり脂肪が豊富に含まれた肉などを食べた場合には量にもよりますが8~9時間もかけて消化するともいわれています。

通常の食品は吸収時間が遅いというのが大きな特徴です。一方のプロテインは、あらかじめ消化吸収しやすいような状態で作られているため、短時間で体の組織に必要な栄養素を届けることが可能となります。また、固形物の肉類などと違って粉状のため、胃腸への負担が小さいのもメリットです。

プロテインにもさまざまな種類があるため、消化吸収までの時間に違いがあり、最も吸収が速いのが牛乳を原料としたホエイプロテインで約2時間ほどで完全吸収されるといわれています。

ただ、その他のプロテイン、例えばカゼインプロテインなどは、吸収が緩やかであり持続的な栄養補給を目的に作られているものもあり、摂取するタイミングよって使い分けするケースもあります。カゼインプロテインは、就寝前に摂取することで持続的にアミノ酸を供給することができ、大変有効です。

プロテインは手軽に摂取することができる

タンパク質を多く含む食品から、タンパク質を摂取する方法も決して間違いではありません。

しかし、食品からタンパク質を摂取することのデメリットの一つに調理に手間がかかるというものがあります。特に肉類などは生で食べるという方はほとんどいないため、切る、煮る、焼くなどの調理の時間がどうしても必要です。

時間がたっぷりある方であれば何も問題ないですが、仕事をしながら筋トレをして筋肉づくりに励んでいる方などはこのような調理の時間を省きたいという方もいると思います。

そのような時に便利なのがプロテインです。プロテインであれば水、牛乳などに溶かすだけでタンパク質を補給できるため大幅な時間短縮効果も期待できます。

粉末タイプのプロテインなどは未開封であれば、数年間は保存可能なものもあります。買い置きができない生の魚や肉などと違って、この点もプロテインが多くの人に支持されている理由です。

筋肉づくりは、続けられる環境を作ることも重要になってきます。そのための一助となるのが、プロテインであると言えます。

消費カロリーと基礎代謝から見るプロテインの必要性

ここまで、プロテインが必要な理由について便利さや手軽さ、吸収時間などに焦点をあてて解説してきましたが、今度は少し視点を変えて私たち人間の体の仕組みからプロテインが必要な理由について紹介したいと思います。

一般的に人というのは何もしていなくてもエネルギーを消費しています。これを基礎代謝といいますが、代謝の種類はこの基礎代謝を中心に仕事、家事など日常の活動で消費する生活活動代謝、食物を摂取することで消費する食事誘発性熱代謝などがあります。

この3つのうち最もエネルギーを消費するのは基礎代謝ですが、実はこの時に半分以上は筋肉が消費しています。つまり、何もしていなくても勝手に筋肉にエネルギーを消費されているということですが、この状態で筋肉づくりのために筋トレを行ったらもうどうなるかわかりますよね?そう、さらに筋肉のエネルギー消費量は増えることになります。

そのため、筋肉を維持するためには豊富なタンパク質を必要とするわけです。筋肉はタンパク質を主成分としているため、筋トレをして筋肉づくりに励む方は特に通常の人よりもタンパク質を多く必要とします。

しかし、これはタンパク質の弱点の一つでもありますが、タンパク質は糖質や脂質と違って体内に貯蓄することができないという性質があります。

そのため、タンパク質は毎日一定量を摂取する必要があり、不足すると筋肉の分解が進み、筋肉は徐々に細っていくことになります。

筋トレをはじめ運動やスポーツを行う方の理想のタンパク質摂取時間は3~4時間おきとされています。しかし、普段仕事をしている方などは普通に考えて3~4時間おきにタンパク質を摂取するのは難しいですよね?そこで役に立つのがプロテインなのです。

仕事で6時間~7時間もタンパク質を摂取できない状態になると筋肉がエネルギーとして消費されていくため筋肉の分解、いわゆるカタボリックな状態になりやすくなります。このような状況を避けるためにも、普段からプロテインを入れた飲み物を持ち歩くなどの工夫をすることで、効率的にタンパク質を摂取でき筋肉の減少を防ぐことが可能になります。

また、少食の人が一日のタンパク質の必要量を満たすために摂取するのにも役立ちます。少食でうまくタンパク質を摂れなければ、いずれ筋肉が減少し、基礎代謝も減少の一途をたどることになります。それに伴って活動量も減り、太りやすい体になってしまうこともあるのです。

そのような事態を防ぐためにも、タンパク質をしっかりと摂ることが勧めされるのです。

アスリート、スポーツ選手、筋トレを行う方にはプロテインは必須

筋トレで体づくりをする人にってプロテインは欠かせないものになっています。プロテインによってスムーズにタンパク質を摂り込むことで筋たんぱく質の分解を抑え、合成を促します。これにより効率的に筋肉づくりを進めることになります。

一般の方であれば1日のタンパク質の摂取量というものは、50g~60gほどですが体を鍛える方たちの場合は体重1kgあたり1.5~2gのタンパク質を必要とするといわれています。これは、筋トレなどにより筋肉に激しい負荷をかけた後の筋肉修復作業や筋肉を維持するために多くのタンパク質を必要とするためです。

しかし、この量を通常の食事から摂取しようと思ったら意外と大変なものでもあります。

前述のようにタンパク質のみであれば簡単に食事だけで摂取できるかもしれませんが、食品にはその他の脂質、糖質なども含まれているものが多いため、効率的にタンパク質のみを摂取したい時には不向きです。一般の食品では消化吸収のタイミングを合わせるのも至難の業です。

そのような悩みを解決するのが高タンパク低カロリーの代表格でもあるプロテインとなります。現在、食事のみでタンパク質を摂取しているけど思うようにいかないという方は一度プロテインを試してみるのもおすすめです。

筋肥大させるオススメのプロテインで効果的に筋肉を付けよう!飲み方や飲む時間帯は?

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